治験バイトで高額報酬!実際の内容まとめ 東京や大阪がメイン!2泊3日✕2回で10万等、
よく高額なアルバイトとして最後のアルバイトとか言われている治験。
あなたは治験アルバイトの経験はありますか。
大体の人は経験ないと思います。
- 治験って怪しいし
- 本当に10万円以上とか貰えるとも思わないし
- 新薬とかリスクしか無いと思うし
- こんなのやる人人生終わってる
なんて声が聞こえてきそうです。
待て待て。
気持ちは分かるけど、それってつまりは
- 怪しくなくて
- 報酬もちゃんともらえて
- リスクも無くて
- 人生終わってなかったら(?)
やるって事?
上記のようにやるかどうかは置いといても、気にはなっているという人は本当に多いんじゃないでしょうか。
かくいう僕も凄い気になった人。
気になりすぎて実際に行きました。
少し昔だったのですが、今と基本的には変わりませんので、どんな内容だったのかを説明していきますね。
ちゃんと理解してもらえれば、治験って問題なくて安全で、楽で、10万円以上簡単に稼ぐことが出来る凄いアルバイトなんだとわかってもらえると思います。
「そんな楽で稼げるバイトだったら、治験やる人はずっと治験やりゃいいじゃないか!」と思うでしょう。
実際に経験した僕から言うと
ずっと治験出来るならやりたいわい!
そう、出来ないんです。
治験には休薬期間というものがあり、一度治験を受けるとその後は4ヶ月は治験に参加出来ません。
尚、治験の参加者情報は治験施設同士で共有されているため、別の治験施設でも参加出来ないんです。
なので、一度の治験で出来るだけ高額をもらいたいという理由から、特に人気なのが長期案件。
19泊20日とかの長期入院案件は、入院中漫画読んでインターネットしてスマホいじってたまに採血されるという内容で、20日で30万円とかもらえるから人気が凄いですw
募集されたらすぐに定員埋まっちゃいます。
それくらい治験をやっている人にとっては、治験自体が安全であり、いかに美味しいバイトなのかを知っているんです。
世間ではほとんど知られていないアルバイト(実際はアルバイトというジャンルじゃない)なので、是非ここでちゃんと理解して美味しいバイトにありついてください^^
治験とは?
そもそも治験とは何なのか。
治験とは、これから世に出ようとしている薬の直前のテストを受けるお手伝いです。
安全性のチェック等も合わせて行われるのですが、3つの段階があるとされてます。
治験の段階
治験の第一段階
第一段階の時点で動物実験等はすでに全て終了しており、問題性が極めて少ないと判断される状態まで確認済みになっている。
その上で、少数の健康な成人に対してごく少量ずつ試していき、安全性を確認します。
治験の第二段階
その薬に対して、効果が発揮されると期待される比較的健康な患者さんに対して、ごく少量ずつ試していき、その薬の効果や安全性を確かめます。
アトピーの薬ならアトピーの症状が出ている方で、比較的軽度な方にごく少量試して行きます。
第三段階
多数の健康な患者さんで試し、安全性や有効性を確かめます。
この3つの段階をすべて合格基準で経て、始めて厚生労働省に薬の認可を取るための申請が行われます。
その後、問題がなければ申請が通り、私達の生活する世に出るということになります。
上記の3つの臨床試験が治験と言われるわけですが、基本的に治験が行われるのは、薬の開発の最終段階です。
治験薬によって死亡したというようなことはまだ聞いたことがありませんが、もし万が一何らかの副作用が出てしまった場合、その薬を作成した製薬会社が責任をもって補償してくれます。
そして、仮に後遺症が残るようなレベルや、死亡となってしまった場合、その補償額が莫大な額になるため、本当に本当に安全な薬しか治験は行わないんです。
また、広く募集されている治験はほとんどが第3段階(他の治験で全て問題なしの状態が確認済みである)です。
治験で貰えるお金
さて、上記で「アルバイト」と言っていますが、治験を受けることによって得られるお金は「給料」ではなく、「協力費」と呼ばれます。
これは別名「負担軽減費」と言われており、被験者(治験を受ける人)の経済的負担を減らすために支払われるお金です。
治験で支払われるお金は「労働に対する報酬」という意味合いはありません。
あくまでも、ボランティアであり、被験者の方の交通費や時間を拘束する事に対して、その負担を減らすために支払われる「負担軽減費」となります。
一応ちゃんと説明した方がいいと思ったので、正しい内容として記載しましたが、治験を受けようかと悩んでいる人にとっては「負担軽減費」だろうが「給料」だろうがどうでもいいと思います。
治験の受け方
さて、治験について概要は上記の通りですが、「どうやったら治験を受けることが出来るのか」を説明しますね。
簡単に言うと、
治験業者に登録する
→案件を選択して応募する
→健康診断を受ける
→治験を受ける
→負担軽減費をもらう
となります。
あんまりイメージが沸かないかもしれません。
なので砕いて言うと、
冒険者ギルドに冒険者として登録して、依頼掲示板に貼られている依頼を引っ剥がして片付ける
という事です。
治験登録する
ギルドには誰でも登録は出来ます。
そう、冒険者になることは難しくありません。
しかし、依頼掲示板に貼られている依頼を受けるのはちょっと狭き門です。
なにしろ
- 日本人限定!
- 20歳以上!
- 60歳未満!
- 入院中喫煙NG!
- 入院中飲酒NG!
- 入院中筋トレ禁止!
- 入院中外出NG!(長期入院時はギルドマスターの許可を得て集団で散歩することは可能)
- 依頼遂行時病気NG!(風邪なども当然NG!)
- 刃物持ち込み禁止!
- 危険物持ち込み禁止!
- 痩せすぎNG!
- 太り過ぎNG!
- 妊娠中NG!
- 生活保護NG!
上記14項目の条件を全てクリア出来る人しか、ほとんどの依頼を受けることができません!
冒険者に例えて言いましたが、治験ではその治験内容で受けられる人が限定されます。男性限定だったり、女性限定だったり、赤ちゃん限定だったり、健康な人限定だったり。
依頼ごとに条件はありますが、ギルドに登録しており、その条件をクリア出来るのであれば誰でも受けることが出来ます。
あなたは自信がありますか?
「ある!」という人だけ、下記のリンクから冒険者として登録してください。
(もちろん登録にお金はかかりません)
尚、依頼掲示板に載っている依頼詳細はこんな感じ。
条件:健康な20歳~39歳の男性
期間:事前健康診断1回+2泊3日✕2回
負担軽減費:健康診断5,000円+本治験参加97,000円=合計102,000円
条件:健康な20歳~35歳の女性
期間:事前健康診断1回+4泊5日✕2回
負担軽減費:健康診断5,000円+本治験参加177,000円=合計182,000円
条件:健康な20歳~44歳の男性
期間:事前健康診断1回+8泊9日✕2回
負担軽減費:健康診断5,000円+本治験参加236,000円=合計241,000円
上記見てもらうと分かると思いますが、2時間位で終わる事前の健康診断に行くだけで5千円貰えます。
人間だから当日風邪を引いてしまうこともあるんですが、仮に39度の熱が出てしまった場合でも、会場まで行けば5千円は必ず貰えます。
もちろんすぐに帰ってくださいと言われますがw
さらに例えば依頼1の場合、2泊3日✕2回で約10万円が貰えます。
こんなにオイシイ厳しい仕事です。あなたには耐えられますか?
「自分なら大丈夫!」という猛者の方はまず登録して、自分がチャレンジできそうな依頼を探してみることをオススメします。
冒険者ギルド 治験ボランティア登録会社
(病院に行く必要があるので、基本的には大都市でしか行われていません)
関東の方 :JCVN治験ボランティア
関西の方:インクロム
治験体験記
登録~健康診断
まず、治験を受けるために登録を行います。
登録は全国に多数ある治験を取り扱っている会社です。ググればいっぱい出てくると思いますが、できれば大きな所に登録した方が良いです。当たり前ですが大きいとそれだけ案件が多いんですね。
関東であればJCVN治験ボランティア 、関西だったらインクロムでしょうか。
登録後、サイトで受けたい治験を探して申し込みをします。
事前健康診断の日付はいくつかの候補から選択できます。(でも2個か3個しかありません)
自分の都合のいい日時を選択して申し込みをします。
※健康診断の3日前くらいからはお酒を飲むのは控えましょう!
その後健康診断を受け、治験に参加できるかの合否判定をもらいます。
合格の場合は晴れて治験に参加出来るということになります。
もちろん不合格でも5,000円貰えます。
治験内容
実際の治験で行う内容についてはもちろん参加するプログラムによって変わってきますが、長期の入院の場合は大体初日に投薬を行い、後は規則正しい生活を送ってスケジュールは基本的に下記の通り。
7時~8時 起床
8時~9時 採尿・採血・診察
9時~10時 朝食
10時~13時 自由時間
13時~14時 昼食
14時~19時 自由時間
19時~20時 夕食
20時~21時 入浴
21時~23時 自由時間
23時 消灯
こんな感じ。
時系列で書きましたが、赤字の部分は自由と言っても過言ではありません。
ご飯を食べないという選択肢はありませんので、その点は自由ではありません。「朝は食べない主義なんですけど…」なんて言ってもダメです。
夕食は毎回お弁当でしたが、大体の所がお弁当になると思います。
あと、朝起きる時間と夜寝る時間は時間厳守です。このときに携帯などは取り上げられます。
もちろん電気も消されますので、おとなしく寝ましょう。
(昼寝のしすぎで寝れないというようなことは無いようにしましょう)
自由時間の過ごし方
鬼のようにある自由時間。
一日のうち朝の1時間ほどで全て終わってしまうので、後は全部自由。
ベッドの上でゴロゴロしたり、かなり大量にある漫画を永遠と読んだり、スマホをいじってラノベを片っ端から読んだり、持ち込んだパソコンでネットサーフィンしたり、ブログを書いたり・・・。
そう、ブログも書けます!ブログを書いてお金が貰えます!(ちょっと意味が違う)
退院
最終日は最後の採尿と採血を行い終了。
大体の所がこのときに手渡しで負担軽減費をもらうことが出来ます。
入院以外の治験
現在は数多くの治験があります。
上記では入院の治験について記載しましたが、実は塗り薬や貼り薬、サプリメントの摂取などの治験もあります。
流石に入院の治験よりは負担軽減費が下がりますが、それでもかなり美味しいのは言うまでもありません。
塗り薬なら「普段の生活の中で朝と夜に指定場所に薬を塗る」とかで良いので、普段の自分の生活の中で治験に参加することが出来てしまいます。
具体的にはこういう依頼があります。
条件:健康な20歳~60歳の女性
期間:30分
内容:日焼け止めクリームの塗布
負担軽減費:7,000円
条件:健康な20歳~55歳の男女 花粉症の方
期間:1泊2日+8回の来院
内容:花粉症薬の治験
負担軽減費:健康診断2,000円+本治験参加180,000円=合計182,000円
条件:生後3ヶ月~12ヶ月の健康な乳児(日本人)
期間:90分の来院✕3回
内容:紙おむつのテスト使用
負担軽減費:20,000円
依頼3などは、新製品の紙おむつを使うという内容。それで2万円貰えます。
人によって出来る案件が違いますし、時期によって募集している内容も異なるので、一度登録して現在の治験の募集一覧を見てみることをオススメします。
(登録しないと一覧すら見れません。また、登録にお金は一切必要ありません)
関東の方 :JCVN治験ボランティア
関西の方:インクロム
まとめ
治験の安全性については、100%安全とは言い切れません。
でも治験まで来ている薬というのは、製薬会社としては絶対にトラブルが起こらないように第一線のプロが慎重に慎重を重ねて作成した薬です。
絶対に人に悪影響が出てはならないと、必死のパッチで作った薬です。
ほとんど世に出る直前の薬です。
これらの情報から判断するのはあなたです。
治験自体は怪しいものではありません。
世の中のありとあらゆる薬は、全てこの治験という臨床試験をクリアして世の中に出てきています。
そして、これから世に出ていく薬もゴマンとあるでしょう。
その手助けとして協力してみるのもありかもしれませんね。