リフォームで費用を抑える5つのポイント
リフォームはとても大きな買い物です。
確かに住宅の購入等に比べると、まだそこまで大きな費用ではないですが、リフォームでもかなり大きなお金が動きます。
今回リフォームをすることになって、業者と色々相談したり、自分で家を建てた(注文住宅)人に話しを聞いて、知らなかったことが色々あったので皆さんに共有したいと思います。
リフォームで費用を抑えるポイント
1.自分で購入出来るものは自分で購入する
リフォームを行う際、当然業者が見積もりを出してきます。
リフォーム業者は、リフォームに使う品を自分のところで持っているわけではありません。提携しているメーカーから購入するわけなんですね。
しかし、その際に実際に購入する額に、リフォーム業者側の手数料を上乗せして見積もりに記載するのですが、実はメーカーから購入する場合、リフォーム業者が買っても一般人が買っても値段にそれほど開きはありません。
そしてリフォームで使う品は、殆どが定価では販売していません。
一例として、見積もり上では下記の様になります。
部品A 型番DAB30500 定価10,000円 40%引き 6,000円
これを見ると「お、リフォーム会社で買うと40%引きになるのか、お得だな。」と思うかもしれませんが、実はネットショップ等で検索すると普通に55%引きの4,500円位で売っています。
これ一つだったらわずか1,500円の事ですが、電球等、20から30個ほど使うものの場合、自分で購入してリフォーム業者に提供する形を取るだけで、数万円変わってきます。
こういう物ですね。
ただ、物によっては設置費用も込みになっている場合があるので、リフォーム業者とどの部品がこっちで購入してよいかを相談しましょう。
相談すると割りと教えてくれます。
2.畳は新品に交換ではなく、張替えをする
リフォームする際に、「壁とか天井を綺麗にするんだから、和室の畳も新品に取り替えよう」と思う事もあると思います。
ただ、腐食等で畳自体が柔らかくなっていたり、たわんでいたり、穴が空いていたりする場合は新品に交換が必要ですが、汚れなどが酷いだけで強度はしっかりしている畳の場合は張替えだけにしましょう。
そうすることで費用も抑えられますし、見た目は新品と同じです。
3.商品をちゃんと自分で決める
全く何も知らない状態でリフォームを依頼すると、まず業者が商品を決めてプランを提出してきます。
「よくわからないし機能的に問題ないのであればこれでいいや」ではなく、それぞれの品を全部ちゃんと確認しましょう。
確認する際に、グレードが中の中辺りであれば、こだわりがないのであれば中の下、もしくは下の上にすることで費用が大きく異なります。
特にキッチンやお風呂ですね。
材質やデザインに拘るのであれば割りといい値段しますが、そんなにこだわらないのであれば、業者がプランに入れて持ってきた物よりも下のグレードの物を自分で確認して見ましょう。
大幅に値段が下がるものでも、自分は納得できるものがあるかもしれません。
4.見積もりは一括が必須
今では数多くのリフォームの一括見積もりサイトがありますが、一括で見積もりを依頼することによって、比較対象が出来ます。
「A社とB社で同じリフォーム内容なのに値段が100万円違う」ということもザラにあります。
僕が使ったのはリショップナビでした。
連絡も早く、ちゃんとした業者を紹介してもらえて満足できる内容でした。
その他にもあるので、お好みで選んで下さい。
5.値切る
当然の事ですが、リフォーム業者は見積もりに自社の利益を入れて来ます。
ここが値切りポイントです。
500万円で見積もりを出してきたら、大体430万円くらいは実際に必要な費用です。
でも70万円くらいはリフォーム会社の利益です。
ここを値切りましょう。
値切る時に生きてくるのが、他のリフォーム会社です。
「B社にもお願いしてるんです。」といって競争意識を刺激しましょう。
でも実際B社がちゃんと値引きしてくれたら、A社ではなくB社に頼む事も大いにありえますから、その旨もちゃんと図々しく伝えましょう。
また、費用に満足したら、その費用を変えないでリフォーム内容にプラスする方法もありです。
「費用はこのままで、エアコンももう一台つけてほしいんだけど・・・」とか図々しくお願いしましょう。
本当に無理の場合はちゃんと断ってきますので。
まとめ
もう一度言いますが、リフォームは大きな買い物です。とても大きな買い物です。
コンビニで飴ちゃんを買うわけではありません。
野菜やおかずは1円でも安い物を探すのに、大きな買い物になるととたんにメーカー側の言い値で納得してしまう事が多いのですが、大きな買い物だからこそ、1円でも値下げ交渉しましょう。
あまりやりすぎると「ちょっともううちでは無理です。」と断られてしまうかもしれないので、加減も大切ですが、どんどん図々しく言うくらいで丁度良いです。
その時頑張れば、後が楽になりますので、頑張って交渉しましょう。
以上、「リフォームで費用を抑える5つのポイント」でした。