LINEスタンプ作って売ってみた
どうもミナミです。
ラインスタンプすごいね。最近では半年間の販売数で、上位10セットの平均販売額は3680万円。制作者はその半分、平均1840万円程度貰ってるんだって。
今日はチャレンジして中途半端に終わった副業の一つ、LINEスタンプについて書きます。
作ろうと思ったきっかけ
僕がラインスタンプを作ろうと思ったきっかけですが、テレビで見たからなんですね。
それまでも「主婦が作って100万円稼いだ!」とかをニュースでは見ていたんですが、ある日ニュースで「72歳のおじいちゃんがエクセルでLINEスタンプを作成!スタンプの1ヶ月の収入が会社員時代の月収を超えた!」とやっているのを見たからです。
そのニュースでは実際におじいちゃんがエクセルでスタンプを作っている作業風景も映されていました。
それを見て「それなら俺も出来る!」と思い立ったのがきっかけでした。
元々Microsoft Officeなら仕事で触っている為、エクセルやワード、パワーポイントであれば、少しくらいなら使えたのです。
で、作ろうと思いました。
大変なのはアイディア
作ろうと思いたったは良いけども、どういうものを作ればいいかわからない。
そこでまずはラインクリエイターズスタンプのページで、人気のスタンプをぼーっと見てました。
ぼーっと見ていたら、下手くそなスタンプの多いこと多いこと。
落書きみたいなスタンプが人気のスタンプの1ページ目とかにあるんですよ。
でも、それでも自分で絵を書くのは無理。
そこで見つけたのが、当時流行っていた吹き出しスタンプ。
ラインメッセージの吹き出しの上に何かいるってやつね。構成はそのスタンプに決定。
40パターン作る
ラインスタンプの作り方みたいなブログは山ほどあるので、そこを少しでも見たらいろんなことがわかると思うので、具体的な細かい数値などは省きますが、ラインスタンプを作る場合は画像としてのスタンプは40種類必要です。
「40って多く感じるでしょ?でも作ってみるとそうでもないですよ」というどこかのブログの言葉を信じて作成してみる。
おはよう
おやすみ
ごめんなさい
ありがとう
いいよ
だめ
・・・6個でつまずく。
嘘つき!
結局またクリエイターズスタンプのページを見て、他のスタンプのセリフを参考になんとか40個のセリフを考えました。
絵が決まらない
さて、セリフは決まった。でも絵が決まらない。
そもそも絵が書けないから作るのを戸惑ってたのに、どうすればいいか。
そこで最初に言ったニュース。おじいちゃんはエクセルで作った。じゃあ僕はパワーポイントで作ろう。
で、パワポ使うのは良いけど、だから絵をどうするか。
○(丸)と❏(四角)とー(棒)を組み合わせて人形を作ってみる。
それに色をつけてみる。
ちょっとした小道具も追加してみる。
吹き出しの上に乗せてみる。
完成w(TOP画像のやつね)
絵からスタンプにする
スタンプの画像はそうやって出来たけど、今のままだとパワポのスライドなので、パワーポイントの機能で全部のスライドを画像で出力する。
背景の透過とか、スタンプのサイズ調整とかもやらなきゃいけない。
多分何も知らない人はここでつまずくと思う。背景の透過なんてやり方わかんないもん。
で、僕の場合はPhotoShopを使いました。Adobeのソフトね。
「なんだよ、有料ツールかよ」と思った人。ちょっと知ってますね。
でも今は昔の古いバージョンのPhotoShopなら無料でダウンロード出来るんです。
そして実はわたくしの使っているのもその無料のバージョン。
いや、10年位前から持ってるんですよ?10年前は有料だったんですよ?でも今はAdobeが、10年前のソフトはサポートしない代わりに、無料で配布を始めちゃったんです。
そして僕は10年前に買って10年間使わなかったんです。(泣)
スタンプを何個か作ろうと思うのであれば、是非Adobeのサイトからダウンロードすることをオススメします。
背景の透過とサイズ調整ならめちゃ簡単の上、数が半端ないから操作はすぐに覚えます。
だって3種類作ろうと思ったら、120個のスタンプを作んなきゃいけないんですよ。120回も同じこと繰り返したらそりゃ覚えます。一番最初だけグーグルとかで調べる必要があるけど、山ほど情報はネット上に載ってるので大丈夫。
ちょっと凝ったことしたい場合はPhotoShopの教科書を買いましょう。2,000円くらいで売ってるから。それくらいは投資してもいいと思う。
そうやって僕はスタンプを作りました。
ついでに言うと、スタンプの40個以外にメイン画像が1個とtab画像が1個必要。
でもメイン画像はスタンプの中から一番のお気に入りを選んで背景をつければOK。(サイズ規定が違うので、リサイズの必要は有り)tab画像は自分のキャラの顔だけとかシンプルなものを作るだけ。
スタンプをUPする
この後はクリエイターズスタンプに登録してUPして審査申請をするだけ。これも簡単。手順は省略。(他の人のブログ見て)
でもまぁ大体一番最初はリジェクト(不合格)されます。
でもちゃんと理由を言ってくれるので、めげずにそこを修正して再申請してください。ポイントさえ抑えておけば結構簡単に審査は通ります。
最後に
現在ラインスタンプは2016年10月6日時点で32万セット販売されてます。
普通にやっても売れるわけが無い。
そこで、ここまで読んでくれたあなたにちょっとしたコツを教えます。
ちょっとだけ売れやすくなるコツ
タイ語バージョンを作りましょう。
はぁ?タイ語なんて知らねーよ!
そう思うでしょう。でも、今は超格安で人が翻訳してくれるサービスがネット上にあります。1文字5円とか。
しかも数日で納品してくれる。大体40個のスタンプとそのスタンプの説明文の翻訳を日本語からタイ語に翻訳してもらうので、僕は3000円程でした。
節約したいときは、おはようとかおやすみとかはgoogle翻訳でも全然問題ないです。(間違ってたらちゃんと審査のときに見てリジェクトしてくれる)
日本のラインユーザ数は5000万人。世界の中でも圧倒的です。
それに比べてタイのラインユーザ数は2000万人。
日本の4割位ですね。
でも、タイの人はスタンプを作る人が少ないのか、日本語のスタンプと比べて圧倒的にタイ語のスタンプが少ないんです。
また、クリエイターズスタンプの販売ページの上位にあるものからアイデアを貰って作っても、日本ではもう売れません。みんなやってるから。
でも・・・そう、同じような感じでタイ語で作れば売れる可能性が高いです。(みんなタイ語知らない。でも翻訳を知ってる人は作ってます。)
もちろん文化の違いとかがありますが、同じ人間。面白いスタンプは売れます。
では今日はこんなところで。