止まっているだけでも大変なのだ
こんにちわ、ミナミです。
止まってると言うのは死んでいると言う事。
お芝居やってた頃、よく演出家の先生に言われました。
芝居を作る時、演技を作る時は色々なことをやります。
「こんなことしても意味ないだろう」ということもまずはやってみます。
何もしないと怒られます。やってみてダメだったら演出家に止められる。それを何度も繰り返している内に「お、それいいね」という演技が見つかります。
今日はちょっと昔に感じた事。
止まっているのは死んでいる事
「自分でやってるつもりでも進歩が無いのであれば止まってる事と同じ。止まってるのは死んでいると言う事だぞ。」
芝居を作る時によく演出家に言われたセリフ。
事お芝居の世界においてはまぁ一理あるかもしれない。
「やってるつもり」これがすごく良くない。自己満足になってしまい、お客さんから見て何も変わってない。
だから、やるならとことんやる。
声を大きくしろと言われたら、1割増しじゃなくて倍の大きさにするつもりでやる。
じゃないと演技は大して変わらない。
社会人は違った
社会人になってみてわかった。
止まるだけでも大変。
人間、生きてるだけで色々消費するのよね。
だから、本当に何もせずにただ生きてると、マイナスになって行く。つまり後退して行くんだ。
多くの大人が現状維持で精一杯。昔と今と変わらない状態ならそんなに悪くない。
昔よりも現状が酷くなっている人がいっぱいいる。
先に進むどころか、後ろに進んじゃうのを止めるので精一杯。
年をとって所帯をもって子供を持つと、どんどん現状維持が大変になって行く。
所帯を持たなくても、年を取ると体はどんどん動かなくなっていくし、頭も凝り固まって行く。
だから、止まっていられるのもエライと思う。
前に進めなくてイライラする人。
自分が止まっていると思って焦ってしまう人。
大丈夫、周りも前に進んでる人なんてほとんどいない。
ある面では前に進んでいるように見えても、またある面では後ろに下がってる。
結局その場から動いてない人が山ほどいるんだ。
だから、自分のペースでやればいい。
なんて自分に言い聞かせる。
せめて後退しないように、時が来たら1歩だけでも前に進めるように。
その準備位は頑張ってやるようにする。
言い訳かな。
まぁ、準備だけで終わらないようにはしないといけないけど。
後ろに下がらないようには頑張りたい。
周りを見て、それくらいは頑張ろう。
でも
それでも
前に行きたいんだなぁ。
だって男の子なんやねんもん。
ハングリーであれ。愚か者であれ。