京阪電車 プレミアムカー(PREMIUM CAR)に乗ってきた!ラッシュ時でも必ず座れる完全指定席
こんにちはミナミです。
京都と大阪をつなぐ京阪電車。この京阪電車で今日(2017年8月20日)からプレミアムカーの運行が開始されました。
「大阪と京都を結んで100年以上。京阪電車の自身を込めた座りごこちが、いま走り出す。」というキャッチコピー。
なら乗ってみようと思い、乗ってきたのでレビューします。
京阪電車
明治43年4月15日から運行開始している京阪電車。
107年4ヶ月の間大阪と京都を結んでいます。
プレミアムカー
その京阪電車で別途有料の特別席が設けられる事になりました。
内容ですが、通常の特急列車で6号車だけが有料の完全指定席になるというモノ。
その他の車両は通常通りの乗車賃だけで乗ることが出来ます。
6号車だけプラス指定席券(プレミアムカーチケット料金)が必要になります。
特徴は以下の通り。
- くつろぎの空間デザイン
- 広いリクライニングシート
- 大型テーブル
- 全席コンセント配備
- 無料Wi-Fi
- トランクも置けるラゲッジスペース
- 専属アテンダント
- 料金ワンコイン程度
平日のラッシュ時にも少ない数ながら運行されるようで、プレミアムカーチケットを買えば、朝のラッシュ時でも必ず座って出勤出来るという物。
せっかくなら初日に乗ってみようと思い、朝から京阪電車に乗ってきました。
駅にて待つ
ちょっと早めに出発駅に到着し、なんとなくそわそわと待ちます。
僕は特に鉄男では無いのですが、ちょっとワクワクしています。
1私鉄での座席指定が始まったっていうだけなので、特にそんな大事では無いのですが、特急の6号車のドア位置で特急が来るのを待ちます。
すると駅員さんが「プレミアムカーの6号車は1扉車になるので、この扉は開きません」と案内され、すごすごと別の扉の前に並びます。
「間もなく特急が到着」のアナウンスが。ふと周りを見回すとスマホでカメラを立ち上げている人がチラホラ。
あー、やっぱりいるんだなと思いながら僕もカメラを構えます。ちょっと気恥ずかしい。
「いや、違うんですよ。僕は鉄男じゃないんです。ただ、ブログの為に映像が必要なだけなんです。」
と誰に言っているかわからない言い訳を頭で考えながらカメラを構えます。
ブロ男ですね。ブロー。
そんなブローな僕の前に特急列車が到着します。
おお、扉格好いい!
扉が開くと専属アテンダントさんが迎えてくれます。
まさかの外人。
中に入ってスマホのチケット画面を見せると席まで案内してくれます。
座席は3列でかなりゆったり目。
入り口入ってすぐのところにあるロゴもカッコイイ。
自分の席につきます。
座席はまさにこの座席でした。
さて、特徴として謳っていた部分。見ていきます。
特徴
くつろぎの空間デザイン
広いって事なんですかね。
サイト発表によると座席数は40。
1車両に40席しか作ってないと考えると、かなりゆったりした席配分ですね。
僕は180cm程身長があるのですが、僕が長い足を組んでも問題ありませんでした。
長い足を。
広いリクライニングシート
広さは先に書いた通りですが、リクライニングはどこまで倒れるのか。
後ろに誰もいなかったので倒せるだけ倒してみました。
こんな感じ。
新幹線と同じくらいって感じですね。
横のヘッドレストと併せて寝ることも可能です。
一番長い区間乗っても55分しかかかりませんがw
大型テーブル
実際に出してみましたが、確かに結構大きいかも。
座席幅一杯のテーブルですね。
ここでご飯を食べると。
普通電車でおにぎりとか食べてると白い目で見られますが、プレミアムカーであればそんな心配はありません。
堂々と駅弁を食べることも出来ます。(駅弁売ってたかな?)
全席コンセント配備
これ嬉しい。スマホの充電やパソコンの電源を繋げられます。
肘置きの所にありました。
ただ、終点から終点で55分ですw
それでもちょっとありがたいよね。
無料Wi-Fi
登録すると誰でも使えるWi-Fiサービス。
ありがたいけど、これはプレミアムカー関係ないね。プレミアムカーじゃなくても京阪電車だったら使える。
90分まで使えるらしい。
トランクも置けるラゲッジスペース
席とは別でラゲッジスペースが設けられています。
でっかい荷物とか持ってても安心。電車に乗る時は邪魔になるもんね。
ベビーカーとかも置けそうです。
専属アテンダント
はい、いました。3名くらいいたかな?
外国の方が1名と日本人の方が2名。
お出迎え、お見送り、座席案内と社内販売(グッズ)。
これも新幹線みたいでした。
料金ワンコイン程度
半分位の距離で400円。半分を超えると500円で乗ることが出来ます。
ワンコイン「程度」とはそういう意味ですね。
でも終点から終点でも500円です。(通常の乗車券プラス500円ね)
その他
ドリンクホルダー
前の足元にドリンクホルダーが付いてました。
テーブルにも置けるけど、テーブルを使わない人にはありがたい設備。
荷物掛け
あと荷物掛けね。コンビニ袋とかジャケットとかもかけられる。
グッズ販売
プレミアムカーに乗った人だけが買うことが出来る?
ブックカバー2,000円に扇子4,000円。
すいません、買えませんでした。
ネタ的には面白いんだけど、6,000円はちょっと高い。。
片方だけ買ってもなぁ。
ブランケット貸出 販売
ひざ掛けが無料で借りれます。
女性にはありがたいサービスですね。あと子供とか。
冬は特に需要があるかも。
そしてサイトで同じ商品を販売しているとの事。
乗りごこち
実際に乗ってみた感想ですが、相当快適です。
何と言っても広さが良いですね。窮屈さを全く感じませんでした。
3列仕様の為、横幅もゆったり。あと、諸々サービスもあるし。
ただ、座り心地なんですが、京阪電車って元々特急列車は座席がかなりフワフワなんです。
高級ソファーかって言うくらい。
色々な電車に乗ってきましたが、京阪電車の特急列車の座席はNo1で乗り心地が良いんです。
でも、プレミアムカーの座席は新幹線のシートと同じくらいの硬さになっていました。
程よい硬さなんでしょうが・・・
フワフワ
程よい硬さ
フワフワ > 程よい硬さ
と思いました。
最後に
色々なサービスを受けることも出来る京阪電車のプレミアムカー。
コンセントがあったりブランケットが借りれたり。
でも何度も言いますが、終点から終点までで55分です。
途中から乗ったら30分程度です。
寝るのは難しいけど、その30分を快適に過ごすことが出来るようにと考えられたんでしょうね。
あと、VIPな方もこのシートなら利用しそう。指定席だし、VIPの人が電車で立つって事も無くなります。
イメージとしては本当に新幹線ですね。サービスとしては新幹線よりも上かも。
そんな京阪電車。もしも乗る機会があったら是非一度プレミアムカーを試してみて下さい。
※この後逆方向の特急列車に普通に乗って家に帰りました。
以上、「京阪電車 プレミアムカー(PREMIUM CAR)に乗ってきた!ラッシュ時でも必ず座れる完全指定席」でした!
画像出典:https://www.keihan.co.jp/traffic/premiumcar/