今年の恵方巻きの方角 食べ方とその意味
もうすぐ節分ですね。
毎年うちでは小さくても節分の時に恵方巻きを家族で食べます。
その時に必ず方角を調べて、そっちを向いて食べます。
なんでなんだろう?
そう思いちょっと調べました。
知ってると、少し周りに知識自慢できますよw
恵方巻きとは
そもそも恵方巻きを食べる「節分」ですが、昔は「季節の分け目の日」として考えられていました。
2月3日が節分なのですが、この日に季節を分けると言うことは、この日が新年の1日目だったんです。
この新年をお祝いするのに恵方巻きは食べられていました。
ルーツとしては関西から始まったようですが、目出度い食べ物として、七福にちなんで七種類の具材を使って作られていました。
今では全国的に知られている恵方巻きですが、昔はみんな恵方巻きの習慣は知らなかったと思います。
全国的に有名になったのは、とあるコンビニチェーン店で「恵方巻き」として太巻きが販売されたからなんです。
それ以来、色々なコンビニやスーパーで販売されるようになりました。
今年の恵方(方角)
今年2017年の恵方は北北西やや北です。
やや北って・・・
さあみなさん、北北西やや北を向いて恵方巻きを食べましょう。
正しい食べ方
恵方巻きには縁起を担ぐために、正しい食べ方が存在します。
正しい食べ方で食べると、その年一年無病息災で過ごすことが出来る言われているのですね。
それでは正しい食べ方です。
1.恵方をむいて食べる
その年の恵方を向いて食べましょう。神様がいるとされている「恵方」をむいて食べます。
理由ですが、「恵方」とはその年の幸福を司る歳徳神(としとくじん)様がいらっしゃる方角とされています。
上に書いたとおり、節分は年始めの行事とされており、年始めの行事は歳徳神様のいらっしゃる方角を向いて行うのが吉とされていました。
その為、恵方巻きはその年の恵方を向いて食べると良いことが起こると言われるようになりました。
今年、2017年の恵方は「北北西やや北」です。携帯アプリの方位磁石を使って調べて食べましょう。
2.黙って食べる
恵方巻きを食べるときは、基本的に喋ってはいけません。ご利益を得るためには、食べている間は一言も発してはいけません。
理由ですが、昔から食べている途中にしゃべると運が逃げてしまうと言われています。
その為、食べ終わるまでは静かに恵方を向いて、全部食べましょう。食べ終わったら、思う存分喋って下さい。
でも、食べてる人の邪魔をしてはいけません。
3.切らない
恵方巻きを食べるときは、切り分けずに食べましょう。また、基本的に一本全部を一気に食べることが大事なので、子供は少し小さめに巻くか、小さいサイズの物を買ってきましょう。
切らない理由ですが、これは「福との縁を切らない」為と言われています。
神様のご利益も「切らない」ように、恵方巻きも「切らずに」食べましょう。
4.願い事をしながら食べる
最後に、あまり知らない方も多いのですが、恵方巻きを食べている間は神様の方向を向いて食べる事になります。
ご利益が切れないように恵方巻きを切らずに、運を逃さないため黙って食べます。
つまり、神様に対して向き合っている状態になります。
そのときには願い事を思いながら食べると叶うとされています。
まぁ、気持ちの問題ですので、初詣で神様に相対した時にお願い事をするのと同じように、節分で神様に相対しているのですから、お願い事をしてみましょう。
最後に
さて、今年は北北西やや北が恵方となります。
うちは大体奥さんが毎年恵方巻きを買ってきます。
節分が近づくと、色々なスーパーやコンビニで売りに出されますからね。
でも、どうせなら美味しい特別の恵方巻きを食べたい!という方は、今はネットでも手軽に買えます。もう今はネットでなんでも手に入りますねw
皆様が無病息災で過ごせますように。
以上、「今年の恵方巻きの方角 食べ方とその意味」でした!