10年後には約半分の仕事が機械に奪われる！？ どうなるのか想像してみる・・・
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随分前に出された論文で、英のオックスフォード大学でAI等の研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授が出したもの。
人間が行う仕事の約半分が機械に奪われるというもの。
確かにここ最近のITの進歩はとんでもない。
しかもこれ、2014年に出された論文です。
つまり、後7年後と言うことになりますね。
恥ずかしながら最近目にして、深く感銘をうけました。
いったいどうなるのか。想像してみる・・・
仕事がロボットに奪われる
無くなる職業として、スポーツの審判や電話オペレーター、レジ係などが上げられています。
確かに、これら全て機械で対応できそうですね。スマホの音声認識の精度もここ数年でぐっと上がったように感じます。iPhone3gの頃はよくわけわからない文章になっていました。
うちの近くのスーパーでは、セルフレジが結構あります。お客が自分で商品をスキャンして支払いも自分でする仕組みです。
スーパーの店員は10台ほどのセルフレジに対して一人。客が不正をしないかを見張りつつ、やり方がわからない人のサポートをする役目です。
他にも時計修理工やデータ入力作業員等。
これもすべてロボットで賄えそうです。
例えば紙文書の電子化
手で打つのではなく、OCR（文字認識）をかけてスキャンをするようになっています。
今は未だOCRの精度が低く、機械では１（イチ）とI（アイ）や０（ゼロ）とO（オー）の区別がつかない為に誤認識が多いのですが、今の科学の発展スピードを見ると、すぐにでも人間と同レベルまで追いつきそうです。
車の自動運転も、完成すればタクシーの運転手の仕事は無くなります。
外国のある国では壮大な運送パイプラインの計画があるそうです。
なんでも街の地下にトンネルをクモの巣状に張り巡らせ、箇所箇所にステーションと呼ばれる集積場を作ります。
そのトンネル内を荷物のみが動き、人間は目的地の近くのステーションに届いた荷物を目的地まで運びます。
そうすることで、運送のスピードアップとコストダウンにつなげようとしているようです。
完成までには莫大なお金がかかりそうですが、これが出来たら当然トラックの運転手の仕事は無くなります。
病気を治すのもロボットです。
すでに何万通りもの症例をデータとしてインプットし、患者の容態をセンサーで把握し、その人にもっとも適した治療法を提示するロボットがテスト段階まで来ているそうです。
ドラえもんや鉄腕アトムに描かれていた、未来の世界がすぐそこまで来ているのかもしれません。
想像してみる
なんでもかんでも機械で出来てしまうのでしょうか。
例えば芸能面
恋愛ドラマとかはどうでしょう？
膨大なデータから人の感情を揺さぶる可能性が高いストーリーを導き出し、人間と見紛うフルCG。声はボカロ。うん、出来そうです。
ただ、過去のストーリーを持ち出すことは出来ても、新しいストーリーを作れるかと言ったところでしょうか。それが出来たらちょっと怖い。
例えば販売
お客が欲しいものをタブレットで注文。ベルトコンベアで運ばれて提供。
（あ、これ回転寿司だ。）
あとは会計が自動販売機になれば完了。盗難などをどうするかといったところがあるものの、これも出来そうです。
例えば農業
センサーで畑の広さを認識し、自動運転の耕運機で耕す。
その畑の野菜に合った気温、湿度、必要な水分、日光を与え、適当な大きさになったら自動で収穫。
すでにイチゴでは自動収穫が行われているみたいだし、野菜によってデータは違うだろうけど、十分可能そう。
ああ、人間じゃないとダメなことが思いつかない・・・
でも
店員が一人もいないデパートとか、無人の農家とか、想像するとちょっとゾッとする。
そうなったら人間は何故生きているのだろう。
生まれて死ぬまで何をすればいいんだろう。
ロボットが作り出した、太らず栄誉バランス完璧のうまいもんを毎日たらふく食べて、整形で美男美女ばかりになった人間同士でSEXして、好きな時に寝て。
子育てもロボットに任せ、娯楽もロボットが作ったもの。平均寿命は２００歳。
ああ、これはホラーだね。
人は楽になりたいと「楽」を求めるけど、そのずっと先に待っているものは、誰も気が付けない地獄なのかもしれない。
なんだか想像してみたら、便利で理想的な世の中ではなくて、ホラーのような世の中になってしまいました。
あなたはどんな未来が待っていると思いますか？
以上、「10年後には約半分の仕事が機械に奪われる！？ どうなるのか想像してみる・・・」でした！
