ミナミのラボ

元役者の会社員ブログ 日々の気付き、疑問を独自の視点で記載しています。

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陰口って楽しいよね 職場管理者として職場の人間関係を良くするには

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こんにちわ、ミナミです。

僕は現在大阪で正社員として馬車馬のごとく社畜生活を満喫中なのですが、以前東京にいた時も社畜でした。

 

30歳で社畜になってから、幾つかの現場を任されることもありました。

 

現場の管理者として従事する中で、一番面倒くさくて力を使うのが職場の人間関係

幾つかの現場を見てきた僕ですが、今日は上司の教えで職場の人間関係を良くする事が出来た(と思っている)一つの方法のお話。

職場管理者

僕が東京で正社員になって、ある現場に管理者として配属された時のお話。

その現場は若い女性が6人ほどの現場でした。

 

20代前半の女性が6人。男は僕だけ。

 

人によっては「うらやまけしからん」と思うかもしれません。

僕も配属された最初は「おお」と感嘆の息を漏らしていました。

 

仕事としてはそこまで忙しいわけでもありません。みんなも仕事に大しては特に不満があるわけでもなく、職場の雰囲気は和気藹々といった感じです。

お昼はみんなコンビニ等で買ってきたりお弁当を持ってきて、デスクでご飯を食べます。

 

その現場は他の人もいるものの、ちゃんとパーティションで区切られていたので、割りと快適な環境でした。

 

惜しむべくは女性が6人もいながら、みなさまとても個性的な顔をしていたという事ですが、まぁそれはいいとして。

 

ある日 闇を見る

ある日、いつものごとくお昼になり、僕も持参のコンビニ弁当を広げていました。

席が近いので自然と全員で話を始めます。

 

するとAさんが今日はお休みのCさんの事を話し始めました。

 

「Cさんってさ、細かいよね。」

 

それを皮切りにみんなCさんの悪口を言う言う。

 

やれツメが長い、性格が悪い、男と女で態度が違う、諸々。

 

「ほんとヒドいよね。ミナミさんはどう思う?」

 

さてこんな時、職場の管理者としてはどういう態度を取るべきか。

 

僕の取った行動は

 

「ふーんそうなんだ。いや、べつに・・・。てかAさんって仕事早いね。前も同じような事やってたんだっけ?」

 

Cさんの悪口には興味が無く、Aさん(話の主導権を持っている人)の話をしたいという意思表示をしました。

 

女性は陰口が好き

何個かの現場でもそうですし、アルバイトの時もよく感じていましたが、女性って陰口が好きな人が多い傾向があります。

 

陰口って盛り上がるんですよね。「そうそう!」「わかるー!」って。

 

盛り上がるから楽しい → 楽しいから続ける

 

これが男性の場合、仕事でのミスを笑い話にすることはよくあるのですが、性格などについて陰口を言うことは殆どありません。

 

「性別で性格が違う」と言いたいわけでは無いのですが、どうもその傾向が強いようです。

 

現場でそんな対応をしたらどうなったか。

 

Aさん 「早いですか?あーちょっと事務みたいなことやったことあったんで、だからかもしれません。」

僕 「そうなんだ、どうりで。Bさんはすごい滑舌いいよね。お芝居とかしてたの?」

Bさん 「してないですよー。でもちょっとコールセンターでバイトしてました」

僕 「あー、そうなんだ。だからかぁ。」

 

ぶっちゃけそんなにAさんはそんなに仕事早くないです。普通ですね。

Bさんはそんなに滑舌良いわけでは無いです。声が少し大きいんです。ちょっとコールセンターでバイトしたくらいで滑舌は良くなりません。

 

でも、その後はCさんの悪口は出てきませんでした。

 

結局

結局何の解決にもなってないですねw

 

でも、そこで「そんなことないよ、Cさんだって頑張ってるんだから」なんて擁護しようものなら「は?何こいつ。なんでCの事かばってんの?狙ってんじゃね?」と思われる危険があります。

 

「陰口なんてみっともないことやめなさい」なんて叱責しようものなら、その場の空気が最悪になり、その後「ミナミさんとは仕事したくないんで」といって退職者が出かねません。

 

 

人間楽しいことが好きです。

他人の陰口も盛り上がるから楽しいんでしょう。

 

でも、自分を褒められる話題はもっと楽しい。

 

なので、その「もっと楽しい話題」を提供することで一旦陰口は収まります。

 

そして褒めてくれた人に大してはあまり悪感情を抱きません。

 

「悪感情を抱いていない人」が陰口に興味が無かったら、その人の前では話をしても楽しくないと少し認識してくれます。

 

陰口を言って盛り上がっていった場合、大して欠点でもない部分がそれはもうとんでもない欠点に膨れ上がったりもします。

ちょっとした誇張表現が、それを聞いている人にはもっと誇張して伝わったりします。

 

なので、陰口を言う場を少なくすることが大事。と上司に教わりました。

 

まとめ

僕なりに陰口を言う場を少なくしようと頑張ったのですが、その後その6人は一人だけ家庭の事情で退職しましたが、Cさん含む後の5人は何とその現場を6年以上続けてくれました。

 

それ以降はちょっとわからないのですが、もしかしたらまだ続けているのかもしれません。

(もちろん僕の対応のお陰で6年続いたと言っているわけではなく、僕の対応のせいで辞めたという人は何とかいなかったという事)

 

現場管理者の方で職場の人の人間関係に悩んでいる方に少しでも参考になればと思います。

 

 

以上、「陰口って楽しいよね 職場管理者として職場の人間関係を良くするには」でした。