MOS マイクロソフトオフィススペシャリスト 簡単?難しい?必要なのは?
年の瀬も迫ったこの時期ですがみなさんお元気ですか。
あと2時間で2016年も終わります。今年は色々あったなぁ。
どうもみなさん、リーマンブログのミナミです。
僕は仕事柄Excelを多用するのですが、転職の事や自分のスキルの証明としてマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)の資格を取ることにし、ついでに他にも取ってしまい、MOS2010マスターを取得しておこうと思いました。
そしてExcel 2010 エキスパートから勉強を始め、Word 2010 エキスパート、PowerPoint 2010、Access 2010を続けて取得し、晴れてMOS 2010マスターを取得することが出来ました。
ただ、資格を取ったからといって給料が上がるわけではありません。自分の履歴書の資格欄にMOSと書くことが出来るようになるというだけです。
しかし、職場が変わる場合にこれが効力を発揮します。
僕は2010を取ったのですが、他のバージョンでもあまり変わりません。参考にして頂ければと思います。
MOSのメリット
なんでもそうなのですが、資格というのは一つの指標となります。
雇う企業側から見て、「この人はどんなスキルを持っているのか」というのを測る指標ですね。
それぞれの資格について僕が感じ、実感した事をまとめていきます。
Excel 2010 エキスパート
初めにExcelとWordには2種類あります。
「Excel2010プロフェッショナル」と「Excel2010エキスパート」です。
プロフェッショナルの方がスタンダードでエキスパートはプロフェッショナルの上位資格です。
違いですが、エキスパートはマクロが試験範囲に入ります。あと、それぞれの機能で少し違いがあります。
Excel2010エキスパートの試験範囲
実際に勉強する方法なのですが、これはもう教科書を買ってPCで勉強するに限ります。
Web上だけの知識では試験対策が出来ませんし、教科書を買って読むだけでは実際のExcelの操作を覚えません。
ちなみに僕はこの教科書を使いました。
一日に勉強する範囲を決めて進めて、一日約2時間。勉強期間はおよそ10日。わりとゆっくり目で勉強してそんな感じでした。 知らないことも多かったのですが、この教科書はサンプルファイルをダウンロード出来るサイトがあり、そのサイトURLが記載されています。それを使って勉強するのがすごく分かりやすかったですね。
マクロの部分ですが、僕は自動マクロで作ったくらいしか知識がないのですが、それでもそこまで難しいものではなく、教科書に載ってある事を理解できないという事もなく勉強できましたので、そんなに身構えなくても大丈夫だと思います。
勉強方法としては2,3回教科書をなめて2,3回問題を解く。同じ問題をやっているので、3回目くらいにはほぼ100%の正答率を得られると思います。
フォルダ内に模擬試験が入っているので、本番と同じように試験をすることが出来るのですが、その模擬試験で正答率95%を超えれれば試験は問題ありません。
試験自体は受けてみると驚くのですが、教科書の内容とほとんど同じような問題が出ます。なので、教科書の問題が解けるのであれば問題なく合格できるでしょう。
Word 2010 エキスパート
仕事でほとんど使うことが無いWordだったため、僕はWordが一番難しかったです。
Wordも同じように下記の教科書を使いました。
Wordをほとんど使ったことがない僕は、ほとんどが知らないことでしたが、勉強方法はExcelと同じです。一日2時間。でも少し時間がかかってWordは2週間かかって教科書を3回繰り返し、3回目でようやく模擬試験で正答率を90%まで上げました。
マクロについてですが、基礎的な部分のみです。なので、これから勉強する人もそこまで身構える必要は無いと思います。
ただ、セクションのリンクとか引用文献一覧の作成とか、マニアックな機能だなぁと思いながら勉強していました。
PowerPoint 2010
パワーポイントですが、はっきり言って超カンタンでした。
業務でも少し使うのですが、複雑な機能などは使ったことがありません。その状態でも教科書をみて勉強して、「え?めっちゃ簡単じゃないか!」と心で叫びました。
勉強時間は2時間使いましたが、勉強期間は5日です。
PowerPoint 2010の試験範囲
試験範囲はめっちゃ多いですよね。でもね、超簡単です。
教科書は同じシリーズのこれです。
試験範囲はすごく多く書かれていますが、書式設定とか一瞬だし、アニメーションの作成も超簡単。ただ、知らなかった機能とか、他の人が作ったプレゼンファイルを見て、「すげー、どうやって作ったんだろう」って思っていた機能があったのですが、教科書を見て「こんなに簡単に出来るのか!」と思ったものです。
一度目の模擬試験で正答率95%を超えることが出来て、試験では100%の正答率で合格しました。
「本当に誰でも取れるなこれ」と思いました。
Access 2010
さて、問題の教科です。Access2010。
Accessはデータベースを使ってデータの管理を行うことが出来ます。
在庫の管理表とか、様々なスケジュール管理データベースとかが一般的でしょうか。
勉強時間ですが、一日2時間は変わらず、勉強した日数は2週間弱でした。
複雑なことをするととんでもなく難しいのですが、MOSの試験範囲の内容はまだ簡単な範囲に限られます。
Access2010の試験範囲
これまでユーザーとしてAccessは使っていたのですが、Accessのデータベースを作ったことはありません。
でも、やっぱりCDの中に必要なサンプルファイルがあり、それを使って勉強できるので、そこまで難しくは無かったです。
教科書はこちら
サイトからダウンロードするタイプではなく、CDがついてるタイプですね。
AccessはExcelなどと同じシリーズが見つからなかったため、ネット上でも評価の高いこの教科書を使いました。
テーブルはExcelを知っていれば大丈夫なのですが、その他の項目、特にクエリが理解するのに結構時間がかかりましたが、MOSに出てくる範囲であれば、初心者でも取れると思います。それくらいよく出来た教科書でした。
まとめ
MOSの資格ですが、難易度と需要のバランスを考えると、Excelを取っておけばそれでいいと思います。
もちろん業種にもよりますが、プレゼンや会議資料を多く作る仕事をされている方はパワーポイントも取っていてもいいかもしれません。
WordとAccessですが、一般企業ではこの試験範囲の内容を利用するレベルの仕事はあまり少ないように感じました。
ただ、Excelはオススメします。どんな企業でもExcelを使っていると言える世の中ですので、Excelの資格を持っているのは割りと強いと思います。
転職を考えてる方は、出来れば1つか2つは資格を取得してから転職することをオススメします。
資格を取得したら転職サイトに登録してみてください。
きっとこれまでよりも年収の高い職につくことが出来ると思います。(あくまで可能性が高くなるという意味です。)
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